2014年06月08日

羅臼産根昆布、日高昆布、貝柱を用いた藻塩ダレ

羅臼産根昆布、日高昆布、貝柱を用いた塩ダレを作ってみたいと思います。


最近、根昆布を使う事で強い旨味が加える事が分かったので、今回は羅臼産の高級根昆布を用いてみる事にしました。


使用する素材としては

・羅臼産根昆布 100g
・日高昆布 30g
・貝柱 30g
・水 2,250cc
・濃い口醤油 100cc
・生醤油 100cc
・藻塩 大さじ10

です。


根昆布、日高昆布、貝柱を水に一晩漬けておきます。


根昆布

rausunekonbu_shiodare_1.jpg


日高昆布、貝柱

rausunekonbu_shiodare_3.jpg


昆布2種類を分けて作る必要は無いのですが、初めて使う素材を色々な素材と合わせて使うと、何が良くて何が悪かったのかなどが曖昧になってしまうので、まずはそれぞれが出す味を理解する必要があると思い分ける事にしました。
(日高昆布と貝柱の組み合わせは既に何度も試しているので、今回は分けていません)



一晩水に漬けた根昆布を水から弱火でゆっくりと煮出していきます。

rausunekonbu_shiodare_2.jpg


ねっとりとヌメりのある、旨味たっぷりの出汁が取れました。
ただし、これ単体だとトロロ昆布汁を飲んでいる様な感じとなります。


日高昆布と貝柱も同様にゆっくりと煮出します。

rausunekonbu_shiodare_4.jpg


こちらは、根昆布と比べるとかなりサラリとしており、嫌味の無い旨味の出汁が取れます。


2種の出汁を合わせます。

rausunekonbu_shiodare_5.jpg


合わせた段階で味見をしてみましたが、ヌメリ感もそれ程きにならず、旨味の強さは残りつつも複雑な味わいの出汁となっていました。


食材を網で濾し取ります

rausunekonbu_shiodare_6.jpg


醤油を入れ、沸騰手前まで軽く加熱します。

rausunekonbu_shiodare_7.jpg


加熱後、藻塩を入れて出来上がりです。

蒸発や、素材に染み込んだ水分などの減少もあり、1,500cc位の塩ダレが出来上がりました。

塩分濃度は4.0位で、ラーメン一杯分にちょうど良い塩分量とするには、少々多めに入れる必要がありました。
その辺りは塩を入れる量で調節すれば良いでしょう。
posted by BBSHIN at 00:11| Comment(0) | タレ
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。