(実際にはブリよりも小さなサイズでワラサと書かれ販売されていました)
生臭さを消すために、日本酒を使ったり香味野菜を用いる方法がありますが、今回はブリをラーメンに使う上でそれらの必要性を理解する為に、何も使わずに作ってみる事にしました。
アラを水洗いし、血などを洗い流した後、水から煮出します。

少しずつアクが浮かび上がってきます。

温度が上がるとたくさんのアクが出てくるので、これを除去します。

ゆっくりと煮出していくと鍋からはブリの強い香りが漂ってきます。

値段も安かったので、水量に対し多めの素材を入れたこともあり、濃い出汁を取る事が出来ました。
味見をした後、今回は試しに作ってみたという事もあり、最後に軽く沸騰させてみる事にしました。
すると、すぐにスープは濁り始めました。

油ものっており、コラーゲン質も多く含まれているので、乳化する要素は十分に備えていますしね。
想像した通りとなりましたが、ブリを使って煮こごりなども作れる訳ですから、当然といえば当然の結果かなと。
今回はこの辺にしておきましたが、今度はもっとしっかり白濁させたスープでラーメンを作ってみたいと思います。
濾したスープはコチラ

かなりしっかりとしたブリ出汁を取る事が出来ました。
残ったブリの身は、そのまま食べても良し、工夫してラーメンの具としても良し。
今回は、スープの少量戻し、水を追加し、二番出汁を取る様な形で煮込んで、ニンジン、ネギなどを追加し、ブリ味噌汁として頂きました。
このスープを作ったラーメン作り記事